名前 | 足立 崇 [准教授] Takashi Adachi |
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出身地 | 島根県 |
adachi@edd.osaka-sandai.ac.jp | |
内線番号 | 4356 |
研究分野 | 建築論、建築史、建築設計、建築計画、環境デザイン |
担当科目 |
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所属学会・団体 |
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経歴 |
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研究の内容
建築は人を居心地よくさせ、ときには感動させてくれるものです。また、人間の生活や文化、歴史とも密接に結びついているものです。そのため建築のことを知ろうとすれば、おのずと人間についても知らねばならず、その関係に現れてくるいろいろなモノ、コトにも関心が向いていきます。そのように建築がいろいろなモノ、コトと関係する、ひろがりのある分野であることが、面白く興味の尽きないところだと思います。また、建築を設計しデザインしていく楽しさは何ものにもかえがたいものです。感動を大事にしたい人には、ひじょうに面白い分野だと思います。
建築を学ぶことで、都市やまちの問題を発見、分析し、建築として問題解決していく方法を身につけることができます。これは、広い視野からものごとを全体的にとらえ、自分なりに組み立てていく能力が身につくことを意味し、建築以外の分野でも役立ちます。また、ものごとを整理してビジュアル的にプレゼンテーションする能力も将来大いに役立ちます。
授業の内容
多くの知識を得ることも重要ですが、それにもまして考えること、実感することが大事だと思っています。多くの作品事例を映像など使ってビジュアル的に紹介し、興味をもって取り組んでもらうとともに、授業中に自分で考え、言葉にしてもらうことを心がけています。また、建築デザインの演習では、それぞれのアイデアや考え方からいいところを引き出して作品につなげていきたいと思っています。
私にとっての環境デザイン
環境デザインとは、人との対話、具体的な場所との対話のなかで、広い視野から問題を深くとらえ、よりよいモノ、コトをデザインして問題解決することと考えています。
それゆえ、建築・環境デザイン学科では、都市環境や建築、インテリア、クラフト、プロダクトなどのデザイン分野を横断的に学ぶだけでなく、それらをトータルにとらえ統合していく力を身につけていきます。トータルにモノ、コトをとらえられる、応用力のあるデザイナーを目指してほしいと思っています。