卒業後の展望

株式会社 ローバー都市建築事務所 プランナー 関 ちなつさん 2002年卒業 -積極的に行動することが次のステップにつながっていきます。-

建築の仕事に就きたいと思ったのはいつ頃、
どういう理由からでしょう?

原点は美術です。中学生のときから絵を描くことが好きで・・・
それも建物のデッサンとか、細部を描き込むのが好きだったので、建築につながったんですね。高校から建築学科に進みましが、大学の建築学科で専門的なことを学び出してから、「あ、建築ってすごい理系だったんだ!」と気付いた(笑)。
でも、大学での勉強はどれも面白かったです。

就職はどのように?念願の建築設計の職に就いてどうでしたか?

少し体をこわして、卒業時に就職が決まっていなかったんですが、ゼミの先生の紹介で大手設計事務所に模型をつくるアルバイトとして入ったんです。
模型づくりをするうちに、そこに出入りしていた設計事務所の方に声をかけていただいて就職。うれしかったですね。
ただ、そこはマンションや公共建築物など大規模なプロジェクトばかりの会社で、次第に住む人の顔が見える住宅の設計がしたいと思うようになって・・・
3年後、京都で個人住宅を手がける工務店に転職。そこで3年間勉強させていただいて2011年6月、現在の会社に。

株式会社 ローバー都市建築事務所

どんなお仕事をされているんですか?

ここでは、ひとつのプロジェクトを最初から最後まで担当します。クライアントの要望を聞くところからはじまり、プランニングして、図面を描いて、CGを頼んで、という流れ。個人住宅の新築もあれば、京都らしい町家を再生してつくる店舗もあって、どれもお客様の顔が見えるお仕事です。やりがいがあって毎日がとても充実していますね。

大学での勉強で、あれが今に生きている!
と思うことは?

勉強というより、大学生活そのものですね。先生との距離が近い大学ですから、いろんな先生の研究室に遊びにいっていました。ただコーヒー飲んでおしゃべりしているんですけど、デザイン、設計、インテリア、いろんな先生の話を聞くうちに興味が広がり、視野も広がっていったと思います。
そのようなアクションは今も大事にしています。今の会社の社長は、アフター5は外へ出て感性や知識を磨き、人脈を広げよ、というスタンスなので、積極的にいろんなものを見て、聞いて、たくさんの人に会うようにしています。それが仕事の話につながったりもするんですよ。

この仕事の魅力とは?今後の目標も教えてください。

造りはもちろん、細かな素材まで、いろんなことを考えてお客様のご要望をかたちにする。そうやって完成し、満足していただけたときの大きな喜びです。
いずれは独立して設計事務所を持ちたいと思っていますが、まずはお客様の夢をかなえる家づくりができるプランナーになるべく、日々勉強中です。

各コースの内容

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