学科概要

建築・環境デザイン学科について

美しく機能的で人に優しいモノ・空間・環境のデザインを目指して。

人とモノ、人と空間、人と環境の関係を追及することは、より心地よく快適に、心豊かに暮らせる日々を生み出すことです。そのために、地域や都市、建築、空間、あらゆるモノのデザインには、美しさと機能性、そして優しさが求められています。

建築・環境デザイン学科が目指すのは、これを踏まえて身の回りの小さなモノから街づくりまでをトータルに学ぶことのできるステージ。幅広い分野をフォローするため、「都市環境デザインコース」「建築デザインコース」「インテリアデザインコース」「クラフトデザインコース」「プロダクトデザインコース」の5コースで特色ある教育・研究を行います。

デザインの基礎力をしっかりと身につけたうえで、広い視野、磨きぬかれた感性、確かな技術力で、人に優しい豊かな暮らしを創造するデザイナーを養成します。

  • 都市環境デザイン
  • 建築デザイン
  • インテリアデザイン
  • クラフトデザイン
  • プロダクトデザイン

5つのコースについて

デザインに対する多様なニーズに応えるべく、5つのコースを設けています。都市や地域という広範囲にわたるデザイン、建築デザイン、インテリアデザイン、そこに配されるクラフト(工芸品)デザイン、プロダクト(製品)デザイン。人と生活環境にかかわるトータルなデザイン力を身につけたうえで、目指す道にあわせて専門分野を選ぶことができます。

※平成24年4月より実施予定。

建築・環境デザインを学ぶための指針

「環境」とは、身の回りのモノから空間、都市までを含む、人や生物をとりまく世界全体のこと。これをどのように具体化・形象化するか、が「環境デザイン」です。建築・環境デザイン学科では、すべてのコースが人との関わりを重視した「環境デザイン」を追及します。これを学び、研究するにあたり、理解するべき事柄、守るべき原則、デザイナーとして目指す指針を10項目にまとめ、「環境デザイン10則」と呼んでいます。

  1. 「環境デザイン」は、デザイン分野や対象を表す語であるだけでなく、そのあり方を示す「デザイン理念」である
  2. 環境デザインは、文明史的必然にもとづくデザイン理念である
  3. 環境デザインは、持続可能性をデザイン目標とする
  4. 環境デザインは、共生する環境をデザイン目標とする
  5. 環境デザインは、「快適環境(アメニティ)」「美」を目指す
  6. 環境デザインにおいて、デザイン対象と周囲(周辺環境)とは、有意味なつながり、調和した関係を保ち、より高次な環境創造へと向かう
  7. 環境デザインにおいて、環境は「つくる」だけでなく「まもる」、「そだてる」ものであり、諸行為の総合として「成る環境」を重視しなければならない
  8. 環境デザインは「人々の」「人々による」「人々のための」デザインである
  9. 環境デザイナーは、多様な環境主体の「代表」たる専門家として、高度な資質・能力を備えなければならない
  10. 環境デザイナーは、「環境倫理」を含む「職業倫理」をバックボーンとし、よりよい環境を未来の世代へ引き継ぐ

環境デザイン10則(PDF:1.9MB)

各コースの内容

学科公式facebookでも様々な情報を発信しています