平成30年度3回⽣建築コース 建築デザイン演習Ⅰ 第2課題
SUBJECT :「Surface _ Nature」 With Robotic Design
近年、コンピューター技術の進展により、人間のしていた作業をコンピューターに置き換える時代から、多量な計算を精確に、瞬時にこなせるコンピューターの特性を生かしたデザインが行える時代に入っている。
それらのデザインは、アルゴリズミックデザイン、パラメトリックデザイン、コンピュテーショナルデザイン、デジタルファブリケーション、AIロボットなどと様々に呼ばれている。これらはデザインプロセスにおけるそれぞれの段階、構想、実施デザイン、ファブリケーション、使用・利用、といった段階におけるコンピューターの介入の在り様を示している。
ここで定義するロボティックデザインとは、デザインの構想からつくられる作品の使用・利用に至るまでの一連の段階の中でコンピューターによる連続的な介入があることであり、かつ、デザイナーという主体の感性のみによるデザイン、あるいは、人間の作業や活動をそのままコンピューターに置き換えるようなもの(クローン)ではないものの総称として定義する。
課題期間:1ヶ月