空手還郷(く しゅ げんきょう)
updated: 99/11/20
自然農園の景観
「無V自然農法」より(福岡正信、春秋社、1995)

大阪産業大学環境デザイン学科  1996   1999   トップ       〒谷 口


環境デザイン原理
@ 人は、今・此処の秩序を乱してはならない。     
A 人は、何物も、それを他の物の一部にしてはならない。
B 人は、何物も排除してはならない。         

 1990年の環境デザイン学科開設以来、環境デザインとは何かについて模索をはじめ、何かの本で、福岡が、「問題は 土 なのだ」と言っていることを知り、その後、福岡の「わら一本の革命」などの一連の著作に触れ、また、川口由一の映画(鳥山敏子)とビデオと著作に触れ、また、最近、福岡のインド紀行のビデオにも触れ、それらから、「環境デザインの原理」として上述の三つの原理を仮説する。

 これらの原理は、@<=不耕起、A<=不施肥、B<=不農薬(草虫に対する)に対応するが、環境デザインの立場から、これらの原理の検証を行いつつある。

 福岡の「粘土団子」(注1)を、ここでは、「地球の種(earth seeds)」ととらえ直す。つまり、粘土団子の一つ一つが地球そのものと等価であると考える。

 私には、自然農法実践の経験がないので、そのことに関しては他人任せ・信せである。しかし、建築設計や地域計画については、そういう教育を受け、多少の経験がある。したがって、自然農法の原理を、環境デザインの原理としてとらえ直し、環境デザイン分野(シビックデザイン、建築・インテリアデザイン、クラフトデザイン)において、この原理を検証することが出来る。

注1 粘土団子については、以下のビデオ、すなわち、[ビデオドキュメンタリー福岡正信インドへ行く/生き物たちの惑星 「地球で生きるために」/自然農法・福岡正信 粘土団子が地球を救う。/NTSC VHS/BTC STEREO/日本語版・59分/英語版・61分/1本 3,800円 送料 270円/〒111-0041 台東区元浅草4-8-5 サルボン/TEL 03-3843-0877 今泉]を見るとよく分かる。

像・図・画像(=>形象:根本言表)について
 像の照らし出す力、つまりその根源的にして回避不可能な現在を犯すことは出来ません。(ハイデガー「有の問いへ」(書名訂正2012/1/8)、64頁)
 Gleichwohl vermoegen sie die erleuchtende Kraft der Bilder, ihre urspruengliche und unumgehbare Gegenwart nicht anzutasten. (Heidegger"ZUR SEINSFRAGE"p41, 1977,1956)