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高度情報化社会や高度資本主義社会をむかえている現代の広範な生活環境に対し、環境デザイン・情報処理を含む
先端的なデザイン技術と創造能力をもって、具体・実際のデザイン・造形を行う技術者の育成をめざしています。 環境基礎論、環境デザイン論、環境計画論、環境デザイン情報システム、工学的環境論の各領域における「学系 (講義系)、術系(実践系)」の科目をバランスよく配したカリキュラムに基づいて、ハイレベルなスクーリングと 綿密な研究指導を行います。 このために、環境の領域を「場所的環境」「域的環境」「情報系」「環境基盤系」に分けながら「学系」と「術系」との融合において、環境デザインに関わる高度な教育をバランスよく行います。
そして、都市環境デザイン、建築デザイン、インテリアデザイン、クラフトデザイン、プロダクトデザインの それぞれのデザイン分野における高度な専門的知識・能力の涵養を図り、 (1)環境デザインを学問的に探求する 研究者、 (2)高度の能力をもってデザイン実務を指導する技術者、 (3)総合的視野をもって具体・実際のデザ イン・造形を実践するデザイナーを育成します。 教育目標たるこの育成像に対応して、以下の3つの履修タイ プのいずれかを選択することができるのは教育上の大きな特色となっています。 《 研究者養成型履修タイプ 》 講義科目20単位以上、実践分野必修科目10単位を修得の上、修士論文に合格する。 《 実務指導技術者養成型履修タイプ 》 講義科目12単位以上、実践分野選択科目8単位(制作研究 I、II)同必 修科目10単位を修得の上、 修士論文に合格する。 《 デザイナー養成型履修タイプ 》 講義科目8単位以上、実践分野選択科目12単位、同必修科目10単位を修得 の上、特定課題研究 の作品審査に合格する。 |
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義 科 目 |
環境基礎論分野 | 環境芸術論 | 芸術、デザイン、環境文化に関し、以下に示すように、基礎論や歴史 を講究する。①環境における芸術の理論と本質、②環境デザインおよ び景観意識の史的変遷、③日本建築史における近年の問題点について の考察、④日本美術を中心とする東洋美術の表現の展開のあとと史的 特質、⑤環境に関わる文化形態の理論とあり方。 | |
環境デザイン史 | ||||
建築史特論 | ||||
美術史特論 | ||||
環境文化論 | ||||
環境デザイン論分野 | 現代デザイン論 | 環境デザインについて、以下に示すように、対象分野別の理論、デザイン方法論を講究する。 ①デザイン各分野におけるモダニズムの本質、②クラフトオブジェ作品による空間・環境デ ザインの可能性、③世界の住宅のインテリアの諸相とその考察、④桂離宮に関する建築論的 考察、⑤環境デザインの変遷ならびに新しい動向と知見。 | ||
環境オブジェデザイン論 | ||||
インテリア環境論 | ||||
建築論特論 | ||||
環境デザイン特論 | ||||
建築デザイン論特論 | ||||
インテリア空間論特論 | ||||
環境計画論分野 | グローバル環境論 | 環境の計画について、以下に示すように、対象別の理論や計画方法論を講究する。 ①地球環境の理論とあり方、②都市・地域環境の理論と計画論、③環境計画の一 般理論と手法。 | ||
都市・地域環境論 | ||||
環境計画特論 | ||||
環境デザイン情報システム分野 | 環境デザイン分析論 |
環境デザインならびに環境計画のデザイン分析、デザイン発想、情報 処理などの環境デザイン情報システムについて、以下に示すように、 講究する。①環境デザイン分析の理論と手法、②環境デザイン情報処 理の理論、③環境デザインの発想についての理論と方法、④環境デザ イン情報システムの一般理論。 |
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環境デザイン情報処理学 | ||||
環境デザイン発想論 | ||||
環境デザイン情報システム | ||||
工学的環境論分野 | 環境制御論 | 環境を工学的に解析、評価、構築する理論や方法論について、以下の ように、講究する。①環境アセスメントの理論と手法、②環境の保全 と再生に関わる理論と方法、③建築構造体の弾塑性解析法と設計手法 、④環境条件との対応における構造体のデザイン性。 | ||
構造力学特論 | ||||
環境構造デザイン学 | ||||
践 科 目 |
制作研究 I | 指導教員ならびに副指導教員の指導の下に、学年別に以下を行う。 ①何らかの制作テーマに関しての設計・制作またはそのための文献調査 、実地調査、②何らかの課題に関しての作品の設計・制作。 なお、 課題研究 I、IIの履修、系・課題選択には指導教員の許可を要する。 | ||
制作研究 II | ||||
課題研究 I | ||||
課題研究 II | ||||
ゼミナール I | 以下を行う。①ゼミナール I、IIでは、全教員の出席の下に、各自の 研究分野における最近の論文の紹介と質疑応答を行わせる。②調査研 究 I、IIでは、指導教員ならびに副指導教員の指導の下に、各自の研 究分野における文献調査、デザイン調査を行わせる。 | |||
ゼミナール II | ||||
調査研究 I | ||||
調査研究 II | ||||
修士論文または修士作品 | 指導教員の指導の下に、特別研究を行い、その成果を修士論文または 修士作品にまとめ、審査に合格しなければならない。 |
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